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アニメーションに必要な「リギング」とは?
CGMAKERS担当の種村です。
CGデータを制作する際は、大きく分けて静止画CGと動画CGがあります。
動画の場合、必ずといっていいほど必要なのがアニメーション制作です。
人が歩いたり、機械のアームが動いたりと、様々な動きがありますが、
皆さんはこれらがどのように作られているかご存知でしょうか。
3DCGの形状を制作することを「モデリング」と呼び、
この作業によって、キャラクターや製品の姿や形が出来ます。
ただし、このときの状態はあくまで外枠だけの状態なため、
このままでは思い通りに動かすことができません。
そこで、モデリングで作成したものに、「ボーン」を設定し(モデルを動かす骨組みのようなものです。)、
このボーンと関連付け、アニメーションの設定をしていきます。
ただ、このボーンをそのまま動かしても、イメージするなめらかなアニメーションではなく、
少しぎこちないアニメーションになってしまいます。
そこで、ボーンとひも付いた3Dキャラクターに対して、
「リグ」(快適に動きを付けるための仕組み)を制作する作業を「リギング」といいます。
リグはボーンと同じ位置に合わせて動かしますが、
リグとボーンは用途に合わせて別々に設定を組むことができるため、
特定のリグを動かしたとき、ボーンに影響を与えないという設定も可能になります。
3DCGのアニメーションを作成するためにはさまざまな工程が必要になります。
その中でも、リギングはとても重要な作業の一つです。
今回ご紹介した内容をご参考に、3DCG制作に興味を持った方はぜひ一度弊社にご相談下さい。
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更新日:2021年3月15日