3DCG制作の
最新トレンド・技術をご紹介NEWS・COLUMN
技術
3DCGの「スキニング」について
CGMAKERS担当の種村です。
以前当ブログで3DCGの「リギング」や「ボーン」設定についてお話させていただきました。
https://www.cg-makers.jp/news/2021/03/post-3.html
データに「ボーン」を設定し(モデルを動かす骨組みのようなものです。)、
このボーンと関連付け、アニメーションの設定をしていきます。
ただ、このボーンをそのまま動かしても、イメージするなめらかなアニメーションではなく、
少しぎこちないアニメーションになってしまいますので、
「リグ」(快適に動きを付けるための仕組み)を制作する作業を「リギング」といいます。
これらの作業でCGはなめらかにアニメーションが付けれるようになるのですが、
その過程でもう一つ重要な作業があります。
3Dモデルに「どの頂点」が「どのボーン」に追従するのか。その影響の大きさを設定する必要があります。
この作業のことをスキニングといい、頂点ごとにスキンウェイト(影響の重み)を設定します。
「3Dモデルに対してボーンの影響範囲を設定する作業」というイメージです。
スキニングをうまく設定しないと、ものが曲がった時にポリゴンが潰れたりと、
適切なアニメーション作成ができません。
その後リギングへと進んでいき、CGアニメーションは作られていきます。
1つの映像の中に様々な作業が発生しており、やや難しい部分もありますが、
その分、完成した映像のクオリティ、効果は高いものとなります。
東京、京都、大阪の3DCG制作会社 CGMAKERSでは
関東、関西はもちろん、全国の企業様の
3DCG制作、映像制作にご対応可能です。
商品のプロダクトCGやテクニカルCGはもちろんのこと、
自社スタジオでのクロマキー合成、CG合成も可能です。
人物、機械製品などの3DCGアニメーション制作もご対応可能です。
まずはお気軽にご相談ください。
更新日:2021年11月15日