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物理演算エンジンでできること
CGMAKERS担当の種村です。
以前「物理演算エンジン」について概要をご紹介させていただきましたが、
今回はもう少し、どんなことができるのかについて紹介したいと思います。
物理現象をシミュレーションする事でアニメーションを作成することができるソフトやツールの事で、
質量・速度・摩擦・風などを踏まえたものの動きや衝突などのシミュレーションが可能です。
具体的には、
●衝突判定
もの同士が衝突した際の動きをシミュレーションしたり、
衝突時どれぐらい反発するかの度合いや摩擦の度合いを自動で演算してアニメーションを作成できます。
●剛体演算
硬いもの同士の衝突のシミュレーションです。
(ボウリングでボールがピンにぶつかって、ピンが倒れるなど)
●軟体演算
弾力のあるもの同士の衝突のシミュレーションです。
(お皿に落としたプリンが揺れるなど)
●ダイナミクス
現実と同様に動く物体の動き全体のシミュレーションを指します。
●クロスシミュレーション
風に揺れるものや、シーツやクッションの形作りなど。
●ヘア(髪)/ファー(毛)
本体の動きに合わせて揺れたり、風になびく様子など。
●流体シミュレーション
海洋や川、水の流れ、空気の流れなどです。
この応用で大気(雲/蒸気/煙)、発火(火災/爆発)や、
粘性のある流体(溶岩/泥)などを作り出すことがもできます。
●破壊シミュレーション
落としたものが割れる様子などに使われます。
●モーションコントロール
スクリプト言語(プログラミング)によって物体の動作をコントロールする機能です。
他にも様々な機能がございますので、お気軽にお問い合わせください。
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更新日:2022年6月17日